【育児本書評】AI時代の子育て子育て戦略を読んだ感想
子育て本なんて自分が読むことになるとは思っていませんでしたが、とりあえず興味あることに関しては、本を読んで気分を高めていくことにしていますので、今の人生の優先度を考えると必然コースなのかなという感じもします。
とりあえず子育て本の記念すべき最初は、元日本マイクロソフトの代表である成毛眞さんの本でございます!
その名もAI時代の子育て戦略という、ちょっとから回ってるタイトルですが、どうだったのでしょうか。
熱中できることを見つけてあげるのが、これからの子育て
ホリエモンも昔から話していた、ハマることの大切さ。
これからはハマることを見つけることが重要だという、やっぱそうかの話。
常々それしかないと思っていて、妻にもちょいちょい話していたことなんで、AI時代の子育て戦略を読むことによって、それが裏付けされたという感じです。
そしてぶっちゃけこの本は、ハマることの大切さがわかっている人にとっては、釈迦に説法な本かもしれません。
それでもいくつか刺さる話があったのでその辺を少し
根性なんて不要な時代
一番最初にハイライトをつけたのが「間違っても子供に根性など身につけさせないほうがいい」という言葉。
自分は中高と部活にそこそこ打ち込んで、学校の勉強もそれなりで、無難に地方のそこそこの私立大学に入学。
根性だけはあります。まじめですが売りでサラリーマンをやってきました。
好きでもないことを一生懸命にやり続ける力はあります。
でもこれって、結構最悪です。
好きでもない仕事をかれこれ20年くらい続けれてしまうんです。
そんな不幸な人生ってあるでしょうか。
好きなことをやっている姿を見せる
子供のため、家族のために好きでもない仕事を頑張ってやってるんだよ!
なんて酒飲みながらくだまくサラリーマンがドラマなんかにはよく登場します。
ドラマだと大げさですが、多かれ少なかれそんなこと言っている人って多いような気がします。
自分がもろそれです。
でもそれって、本当は子供のためとか家族のためとかじゃないんですよね。
変な根性身についちゃって、一度はじめたサラリーマンをやめられなくなってくるんですよね。
AI時代の子育て戦略ではホリエモンと著者の対談も掲載されています。
ホリエモンはこう言います。
「まず親自身が好きなことをやらないと。学校とか会社の洗脳から自由にならないと、子供の可能性を台なしにしてしまう」
ハマることの大切さ、ハマることを仕事にすることを教えたいのに、自分はまったく実践できていないという、反面教師としての役割しかできていないという悲劇。
ちょっとしょっぱなから痛い育児本となりました。