男の育児は迷惑じゃない!

2017年に子供が産まれました。子育て体験を備忘録や愚痴と共に投稿していきます。40代前半から中盤のサラリーマンです。

夫は妻の苦労に気が付かないのはなぜなのか

はじめに

お互いのちょっとした気遣いで、育児中の夫婦がうまくいくことってありますよね。

育児中の夫婦のすれ違い、仲たがいを防ぐためのちょっとした心がけが寄せられたのでご紹介します。

子育ての大変さをなぜ理解することが出来ないのか

ひと昔前まで、女性は結婚し、子供が生まれると家庭に入る人がほとんどでした。

最近では、共働きの家庭も多く、子育てをしながら奥さんが家事育児を両立している家庭もよく見かけます。
一昔前までは育児休暇を取るのは女性が大半を占めていましたが、近年では女性の社会進出も大きい部分があるので、男性が育児休暇を取って女性が働きに出る家庭も少なくありません。


そんな奥さんや子ども思いの家庭の場合は問題は起きませんが、未だに「家事育児=女性の役目」といった考えを持つ男性も少なくはないのです。


そんな中で実際にあった話なのですが、出産を機に奥さんが家庭に入り育児休暇を取った変家庭があります。

旦那さんは家族の為にと毎日必死になって働く日々を送っています。

しかし、仕事が忙しいあまりに休日は少なく、家族と過ごす時間も他の家庭と比べて少ないのが現状です。
奥さんとしては毎日家事や子育てに追われる日々に疲れてしまい、旦那さんにも家事育児に協力をしてい欲しいのが本音ではありますが、旦那さんは仕事の疲れからなかなか家のことを手伝ってはくれません。


また、旦那さんの考えは、自分は家族の為に毎日頑張って仕事をしているのに、専業主婦で毎日家にいる奥さんが、家事育児を完璧に出来ていないことについて不満に思っています。

何も奥さんが手抜きをしているわけではないのですが、掃除をしようと思っていても子供が急に泣き出してしまったり、寝かしつけで精一杯になってしまったりと、小さな子供や赤ちゃんがいるうちは家事が上手く自分の思うとおりに行かないこともあるのです。
その状況が奥さんと同じように子育てをした事がある女性なら理解することが出来るのですが、男性の場合はなかなか理解することが難しい部分があるのです。


しかも今回の旦那さんの場合は、自分自身が仕事が忙しくて家庭をかえりみる時間がないので、実際に奥さんが一生懸命になって家事育児をしている場面を見る機会が少ないのです。
このことから旦那さん目線では、1日中家にいるのに何も完璧に出来ていない奥さんのことを理解できないという考えに陥るのです。


奥さん目線で考えると、自分の毎日頑張っていることがパートナーである夫に理解して貰えないのは辛い部分ですし、悲しい気持ちでいっぱいになってしまいます。
男性は実際に出産を経験したわけでもないので、女性が母になった実感があるように、父になった実感を得るまでには時間がかかってしまうので、大変さを理解するのにも同じように時間がかかってしまいがちです。

 

子育ての大変さを察して心遣いを

男性目線からすると、子育ての大変さを理解するには時間が少しかかる部分があります。
これは、女性の方が男性よりも実際に自分のお腹を痛めてお子さんを出産していることと関係してくるのが大きい良いと言えますが、精神年齢的にも男性の方が女性に比べて幼い部分があるからです。


一見、専業主婦になって家にずっといる奥さんの方が、家族の為に外で必死になって働いている旦那さんよりも楽をしているように見えますが、それは大きな間違いなのです。
仕事には決められた時間があり、就労時間というものがあります。
しかし、育児は24時間いつ、どんな時でも終わりがないのです。
これは育児だけではなく家事にも言えることであって、洗濯や掃除も毎日することになるので終わりのないものと言えますよね。
毎日働いている旦那さんも大変だとは思いますが、お家に帰って美味しいご飯があるのは、奥さんが毎日きちんと家事育児をしてくれているからだということを感謝しなくてはいけないのです。
なかなか心では思っていても、恥ずかしかったり、意地になってしまう部分があって感謝を伝えることがあまりない男性も多いと思います。
家族の為に男性も外で頑張って仕事をしていることは奥さんもわかってはいるのですが、自分自身の育児の大変さから気遣いが旦那さんまで回らないことも多いのです。


そんな奥さんの気持ちを男性も理解をし、そのことを口にして奥さんに伝えることが大切になってきます。
少しの気遣いで良いので、「いつもありがとう」「頑張ってくれているね」という言葉を旦那さんから言ってもらえるだけで、奥さんの家事育児に対する負担を気持ち的にですが軽減させてあげることが出来ます。


こうすることで、育児に対して旦那さんにイライラして当たることも少なくなり、穏やかに子育てをすることも出来ます。
そして次に旦那さん自身にも余裕が持ててきた場合には、ほんの少しできることで構わないので「何か手伝うことはない?」と奥さんに言いかけ、お手伝いをしてみることもいいでしょう。

男性は女性ほど家事や育児には慣れていないので最初は時間がかかってしまったり、奥さんがやった方が早い場合もあるのですが、この「手伝いたい!」という気持ちが一番大切なものになります。
育児は奥さんだけではなく、男性も協力して行うことが理想的です。
男性は外で仕事をしていて疲れているのにと思う部分もあるかと思いますが、家の中で仕事をしてくれている奥さんの為にも小さな心遣いを忘れないように心がけましょう。