男の育児は迷惑じゃない!

2017年に子供が産まれました。子育て体験を備忘録や愚痴と共に投稿していきます。40代前半から中盤のサラリーマンです。

【体験談】新生児育児で死んでいたら「家の中がぐちゃぐちゃだと言われた話」

はじめに

妻が妊娠中とか、新生児育児中って家の中が荒れがちですよね。

ぶっちゃけ部屋の掃除とかしてる場合じゃないんだと思います。

でも、妊娠とか育児の大変さやヤバさがわかってないと、ついつい言ってしまいがちなんですよね・・。

「掃除くらいちゃんとしたら?」

今日はそんな体験談です。

 

家の中がぐちゃぐちゃと怒られた

「家の中ぐっちゃぐちゃじゃん!今日何してたの?」
仕事から帰ってくるなり夫は、鬼の首を取ったかのようにこの言葉を浴びせてきました。
待望の赤ちゃんが生まれ喜んだのも束の間、退院して家に帰ると赤ちゃんのお世話だけしていればいい病院とは打って変わって、掃除・洗濯・ごはんの用意・・・山のような家事に追われます。

それにプラスしてまだ回復しきっていない体で朝も夜もなく赤ちゃんのお世話をしなければいけません。

夫の中では小さな家族が増えただけ。まだ赤ちゃんを育てることがどういうことなのかわかっていない夫は、出産前と変わらないクオリティの家事を要求してきます。

ミルクをあげていれば「シンクが洗い物でいっぱいだよ。」オムツをかえていれば「床がホコリだらけだよ。」夫のクレームは止まりません。

退院して家に帰ってこれが3日続き、もちろんケンカになりました。

ただでさえわからないことだらけの育児。毎日3・4回ある夜間授乳のせいで寝れずに頭はフラフラ。

会陰切開のせいでソファーに座るのも痛い。夫は9時ー19時で仕事は終わりだけど、育児は24時間営業で代わってくれる人もいない。

なんで泣いているのかわからない。

きちんと洗っているのに顔に湿疹がでてきた。こまめにおむつをかえているのにおしりがかぶれてきた。

ゲップがでない。ミルクの吐き戻しがのどに詰まって死んじゃったらどうしよう。

たくさんの不満や不安を泣きながら夫にぶつけました。

 

夫にやらせてみたら事の重大さに気がついてくれた

そこでやっと事の重大さに気づいたのか、少しずつ夫は家事や育児を手伝ってくれるようになりました。

最初は夕飯の洗い物から、部屋の掃除など。だんだんと赤ちゃんに慣れてきてからは寝かしつけや夜間のミルクを変わってくれたり、と家事育児をこなすうちに
「赤ちゃんって寝てるだけだと思ってたから、こんなに育児が大変だと思わなかった。この大変な育児に家事までやるなんて俺だったら無理。いままで本当にごめん。」と謝ってきました。

本当になんにも見ていなかったんだな、とがっかりした反面、早いうちに矯正できて良かったな、とも思いました。


夫が仕事から帰ってきたとき、もしかしたらごはんも作らず妻は赤ちゃんと寝ているのかもしれません。

そこだけ見るとなんにもせず寝やがって、と思うかもしれません。しかし夫が帰ってくる10分前まで、妻は泣き止まない赤ちゃんと格闘していたのかもしれません。

ぜひ1度、赤ちゃんが生まれる前に「新生児の1日のスケジュール」とか「赤ちゃんが生まれた人のブログ」なんかを読んでリアルな育児の大変さを勉強しておいてください。