男の育児は迷惑じゃない!

2017年に子供が産まれました。子育て体験を備忘録や愚痴と共に投稿していきます。40代前半から中盤のサラリーマンです。

育児中の妻に夫が言ってはいけないこと

育児中の妻に夫が言ってはいけないこと

娘が1歳になって、じわじわと育児のしんどさのようなものを実感するようになりました。

マジで1日中小さな子供の相手をするのは大変です。

こんな大変なことを毎日妻はやっているのかと、なんとも言えない気分になることがあります。

 

そして今になって思うことがあります。

「あんなこと言わなきゃよかったな」

 

この記事では、子育て中まだ子供が小さいころに、に夫が妻に言ってしまいがちな、言ってはいけないことについて、経験を基に書いてみたいと思います。

 

「自分は外で働いて忙しいんだから土日くらい休ませて」

一番言ってしまいがちなのが、外で働いているから家では休ませてほしいということではないでしょうか。

たしかに、外で働くことは大変です。夜はゆっくり寝たいし、土日はゆっくりしたいですよね。

 

でも、育児中、小さな子供を四六時中相手にしているママに休みはありません。

外で働くことが大変なのは、奥さんもわかっているはずです。

でも、しんどくてヘルプを出しているのです。もしくはヘルプを出したい気持ちでいっぱいでしょう。

 

外で働くことと育児のどちらが大変っていう話じゃないんですよね。

「外で働いているから」、「金を稼いでいるんだから」といった態度ではなくて、お互い協力して交互にでも休みを取ろうという姿勢が必要なのではないでしょうか。

 

自分も口に出しては言いませんでしたが、何度も「こっちは外で働いているんだから、育児は家の中にずっといるそっちがやってよ」って心の中で思いました。

「誰が稼いできてるんだよ」とも。

 

口には出していなくても、こんな気持ちは妻にもきっと伝わっていたんでしょうね。

ちょっと冷めた顔をするようになった気がします。

「もっと日中遊んであげた方が良いんじゃない?」

息抜きにスマホでゲームをやったり、Twitterをする妻。

「もっと子供と向き合った方が良いんじゃない?」、「日中の遊びが足りないから、夜眠れないんじゃない?」。

こんなニュアンスのことを言ったことがあり、結構後悔しています。

 

子供が1歳に近づくにつれて、つきまといのような行為がはじまります。

どこに行ってもお母さんについていくのです。洗濯をしにいっても、掃除機を取りに行っても、挙句はトイレにまで。

もう、育児中のママは子供と離れることを許されません。

 

そんな妻にもっと子供と向き合えばと言っていたなんて。

なんて酷なんでしょう。

育児中のママは必然的に子供と向き合わざるを得ません。

もっと向き合えなんて、簡単には言ってはいけない言葉だったなあと反省しています。

「ミルク、足りてないんじゃない?」

妻は母乳があまり出ないため、ミルクと母乳の混合で授乳をしていました。

母乳が出ないことは、どうしようもないことだと、自分は当初から思っていましたし、ミルクオンリーでもまったく気にしていませんでした。

 

でも、妻はずっと気にかかっていたんですよね。

みんなに言われるし、当然でしょう。

 

そんな妻に、娘が夜眠れない時に、ついつい言ってしまったことがあります。

「ミルクが足りていないんじゃない?」

妻は少しでも母乳をあげたい一心で、頑張っていました。

母乳にこだわるあまり、ミルクが少し不足していた可能性はあるかもしれません。

でも、言ってはいけない言葉でした。

 

育児中のママは自分なりに色々子供のことを考えて行動をしています。

自分の妻も、本を読んだりして一生懸命考えて育児をしていました。少なくとも自分よりは。

 

一生懸命に頑張っているママに、さほど育児に向き合ってもいない、勉強もしていないパパが軽はずみにアドバイスをするのは良くなかったなと。

特に妻が気にしている母乳にかかわるような話、これは避けるべきだったなと今は思います。

さいごに

子供が産まれて1歳になるまでは、自分も結構必死でした。はじめてのことだらけで、よくわからずにいました。

妻もそうでしょう。

子供が1歳になって、少し頭がが冷静になってきて育児の大変さのようなものを意識できるようになってきたのです。

 

そして、今まで浅はかに発していた言葉や態度が、いかに妻を傷つけていたんだろうと思えてきました。

 

育児は大変です。

仕事が忙しいのは当然ですが、できるだけパパも育児に向き合いましょう。

少なくとも自分よりは育児に熱心なママに軽はずみなアドバイスをするのはやめましょう。

 

余計な一言が必死に育児を頑張っているママをがっかりさせてしまいます。

ただでさえ、外野はワイワイ言ってくるものです。

せめてパパである夫くらいは、本当の味方でありたいものです。