男の育児は迷惑じゃない!

2017年に子供が産まれました。子育て体験を備忘録や愚痴と共に投稿していきます。40代前半から中盤のサラリーマンです。

赤ちゃん事故防止には父親の知識不足解消が必須

赤ちゃんや子供の事故についてのニュースが最近気になります。

子供が産まれるまでは流して見ていた類のニュースですが、子供が産まれてからは、悲しみと、「これ、自分たちにも起こりうる話だ・・」という恐怖と共に見るようになりました。

 

そんな中で少し前にみたニュースでは「子どもの事故防止 父親の知識不足が顕著 消費者庁調査」というNHKニュースを目にしました。

子どもの事故をどう防ぐかについての知識は、父親が母親を大きく下回っていることが消費者庁の調査でわかり、父親の育児参加を進めるうえでの課題が浮き彫りになっています。 

 内容です。

このニュースを見てはっと先日妻に言われたことを思い出しました。

「ベビーカーからは手を離さないようにね。ちょっとした拍子に勝手に動いていくからさ。」

恥ずかしい話ですが、言われるまでまったくそんな意識はありませんでした。

 

やはり父親のほうが母親よりも知識や意識が不足しているのでしょう。

そして不幸にして起きてしまう事故のいくつかは、「父親の知識不足」が引き起こしてしまっているものなのかもしれません。

 

この記事では、父親の知識不足のせいで赤ちゃん、子供が事故に巻き込まれないよう、注意したい赤ちゃん事故についてご紹介したいと思います。

 

ベビーベットやソファーからの転落事故

赤ちゃんがぐっすり寝ている時、ついついソファーの上に放置してしまったことはないでしょうか。

また、ほんの少しの間だからベビーベッドの柵を上げずに寝かせてしまったり。

 

危険だから本気でやめましょう。

赤ちゃんの転落事故はかなりの頻度で起きているようです。

特に危ないのが「まだ寝返りしないから大丈夫」という時期です。

 

注意してみているとわかるのですが、寝返りをしなくても赤ちゃんはそれなりに移動しているものです。

「でもぐっすり寝ているから大丈夫じゃない?」

いやいや、いつ起きるかわからないでしょという。

 

「少しの間だから大丈夫じゃない?」

いやいや少しじゃないかもしれないでしょという。

 

寝返りできなかったはずの子供がはじめて寝返りをするかもしれませんし、ぐっすり寝ていたはずの子供も知らないうちに起きているかもしれませんし、少しの間だと思っていたけれど、急に来客がきてしばらく玄関に向かわなければならないかもしれません。

 

普通であれば大丈夫のタイミングで、ちょっといつもと違うことが発生して起きてしまうのが悲しい事故なのです。

 

子供を高いところに無防備に放置する癖は早めに解消しなければなりません。

 

タバコや電池の誤飲

タバコや電池を誤飲してしまう事故も後を絶たないようです。

そもそも子供がいるのなら、家の中ではタバコを吸うなよというのが正直なところかもしれませんが、やめることができないのであればしょうがありません。

せめて誤飲はさせないようにしましょう。

 

タバコの誤飲でありがちなのが、灰皿代わりにしていた空き缶を子供がジュースと間違って飲んでしまうというもの。

タバコを吸う場合はせめてしっかりした灰皿を使用するよにしましょう。

 

タバコだけではなく、電池などの誤飲にも細心の注意が必要です。

誤飲を防止するには、ものを放置しない癖をつけるということがポイントではないでしょうか。

床やテーブルなど、子供が手の届きやすい場所に何かを放置する癖は一刻も解消しておく必要があるのでしょう。

 

赤ちゃんの誤飲事故で多いのはタバコ、薬、おもちゃ、プラスティック製品などが挙げられるようです。

また、お父さんの場合はお酒を放置して置くなんていうのも気をつける必要があるのではないでしょうか。

 

ストラップや電気コードでの窒息死

先日も子供の首にストラップが巻き付いて窒息死してしまったというニュースがありましたが、家の中にあるストラップやコード類は本当に注意が必要です。

 

特に今はiPhoneなどのコード類が家中にあります

ちょっとした拍子にiPhoneケーブルなどが首に巻き付いてしまう可能性もゼロではないでしょう。

家の中にあるコード類は今一度総点検して、無防備に放置されることがないように気をつけなければなりません。

 

添い寝で潰してしまう

新生児の際に気をつけたいのが、添い寝で子供を潰してしまうという事故です。

新生児が可愛くてしょうがなかったり、お母さんを楽にしてあげようという一心から赤ちゃんと添い寝するお父さんがいるかもしれません。

 

でも、本当に気をつけましょう。

新生児はびっくりするほどか弱いです。

母親はホルモンの関係からか、意識の関係からかはわかりませんが、寝ている赤ちゃんの動きには敏感のようですが、一方で父親は赤ちゃんの動きには母親ほど気が付きにくいようです。

知らず知らずのうちに圧死させてしまうかもしれません。

 

特に仕事で疲れている場合、お酒を飲みすぎている場合など、意識が飛ぶレベルで熟睡してしまいそうな場合は、赤ちゃんと添い寝するのは避けたほうが良いのではないでしょうか。

 

はちみつは与えるな

母親のほとんどは知っているようですが、父親は知らない人も多いというのがはちみつ問題。

なんだか天然由来で健康に良さそうだからと、赤ちゃんに与えてしまっても不思議ではありません。

 

でも、はちみつは絶対ダメです。

はちみつ以外にも赤ちゃんに与える食べ物には注意が必要でしょう。

自分は自信も知識もありませんので、赤ちゃんの口に入れるものについては、全て妻に一言断ってからにしています。

 

情けない話ですが、知識がないのでしょうがありません。

子供に食べ物を与える場合は、確実な知識が必要でしょう。

なんか与えると喜ぶからとかやっちゃいそうですが、ろくに知識も経験もないのなら、与える喜びは我慢した方が良いのではないでしょうか。

 

最後に

どうしても母親よりは父親のほうが子育てに対する知識は不足がちです。

育児に対する知識不足が悲しい事故の原因となっているという事実をしっかり認識する必要があります。

変に母親に対抗して、独自であれやこれややったりすることのないように気をつけましょう。

 

また、冒頭の自分のベビーカーから手を離すというのもそうですが、ちょっとしたことで大事故になる可能性があるということは、肝に命じて、赤ちゃんや子供と一緒にいる際には気を引き締める必要がありますね。