仕事が大変なのに夫は育児を手伝うべきなのか。
育児に協力してほしいという奥さんの要請に、「こっちは仕事でクタクタなんだよ」と思ってしまうことはないでしょうか。
思ってしまうならまだしも、口に出してしまうことはないでしょうか。
この記事では転職を繰り返して3社でのサラリーマン生活を経験している自分が、半年間の育児とサラリーマン仕事のどちらが大変かについて、ご紹介したいと思います。
ブラック企業勤務は育児より大変かも
結論から言うと、大半のサラリーマン仕事よりは、大半の育児の方が大変でしょう。
ただ、1つだけ例外があってブラック企業勤務の場合は、育児より仕事の方が大変かもしれません。
育児は相手との意思疎通ができない
育児の大変なところは、相手との意思疎通ができないというところでしょう。
眠ってほしいのに眠ってくれない。
どうして泣いているのか教えてくれない。
何をしてほしいのか言ってくれない。
サラリーマン仕事であれば、とりあえず相手の要望はわかりますし、何をしてほしいのかを伝えることはできます。
育児は365日24時間勤務
サラリーマン仕事は基本的には8時間勤務。
普通の会社であれば、残業があっても12時間というところです。
ちょっと辛い仕事も、12時間を耐えればとりあえず帰宅して、ご飯を食べて寝ることができます。
育児は休みがありません。
夜泣きをするころは、夜ゆっくり寝ることさえできません。
疲労を蓄積させるしかないのです。
サラリーマンであれば食事休憩をとることもできますが、育児中はろくに食事もできません。
子供を抱えながらあくせく食べるみたいな。
基本的にサラリーマンは育児を手伝うべき
育児は大変です。
一人で抱えていると、育児ノイローゼになってしまいます。
最近は産後うつという言葉も耳にするようになりました。
悲しい事件も時に起きてしまいます。
仕事が大変だからと育児を奥さん任せにしていると、巡り巡って自分が苦労することになるのではないでしょうか。
ただしブラック企業勤務は例外
ただ、もしもブラック企業で働いている、もしくはブラック企業に近いような過酷な労働をしているという場合は例外です。
食事もとる暇がなく、夜は深夜まで残業、上司からのプレッシャー。
これは育児と同等、いや、圧がある分、育児より大変でしょう。
死ぬほど大変な仕事を必死こいてやらなければならない場合、育児の手伝いは諦めましょう。
死んでしまいます。
ただ願わくば、すべての男性には育児を手伝って欲しいと思います。
育児は楽しくもあるからです。
ブラック企業に勤めているのであれば、「育児を手伝う」を口実になんとか抜け出すことをオススメします。
男性が育児を手伝えば、穏やかな家庭がきっと増えるはずです。