妻が二人目を欲しがらない時はどうすると良いのか
我が家はもう一人は良いかなと思いますが、世の中には子供は二人とか三人とか、圧倒的な信念を持って生きている方がいます。
特に兄弟がいた男性に多いような気がするのですが、そんな兄弟幻想を持つ男性が壁に当たっている話をたまに聞きます。
「妻が二人目を作ろうとしない」
そんな時はどうすると良いのでしょうか。
自分だったら、もしくは自分が奥さんだったらどうだろうと、他人事ながらも対策について考えてみたいと思います。
どうして妻は二人目を欲しがらないのか
そもそもどうして世の中には二人目を欲しがらない奥さんや、家庭があるのでしょうか。
少子化対策が声高に叫ばれているような状況であえて一人しか産まない。
子供が嫌いで一人も持つ気がないというのであればわかるのですが、一人は産んでいるわけですし。
どうして二人目を欲しがらないのか。
理由を考えることから解決の道を探ることができるのではないでしょうか。
妊娠やつわりが辛い
我が家はまさにこれです。
本当に妻のつわりがひどくて、自ら死を選んでしまうのではないかと少し心配になるほどでした。
涙ながらに「つらい」と言った妻の顔と声を忘れることができません。
つわりを乗り越えても、妊娠期間に起きる幾つかのトラブルはやっぱりしんどいものでしたし、出産もハードでした(それでも安産とか言われて、難産てどんだけ・・・)。
傍から見ていた自分でさえ「もうあんなの無理」って思ったくらいです。
当の本人は妊娠がちょっとしたトラウマレベルになっている可能性があります。
そりゃ、二人目は無理でしょうがと。
育児が辛い
我が家はまだ生後半年位の娘がいるだけで、ろくに子育てを経験しているわけではありませんが、育児って結構大変だなと思います。
夫である自分は1日の半分は外に出ていますが、お母さんである妻はずっと赤ちゃんと一緒です。
ギャン泣きする赤ちゃんを常に側に置いておかなければなりません。
で、掃除して洗濯して家事をして。
心休まる時がないんですよね。
我が家の娘はほとんど夜泣きをしなくても、しんどいなあと思うことがあるのですが、これに夜泣きが加わると思うと、ちょっとしたノイローゼを誘発するのではないでしょうか。
娘が新生児の頃とか、夫である自分も「この先どうなるんだろ」と暗い目をしてしまった記憶がある辛さでした。
お金がない
子供手当てが出ると言っても、なんだかんだ子供ができるとお金がかかります。
オムツだったり、ミルクだったり離乳食だったり。
子供手当てじゃまかなうことができません。
これに学費がかかってくるわけですから、住宅ローンなんかあったら破産ロードも見えてきてしまいます。
ましてや子供が二人、三人と増えていくとしたのなら・・。
無責任さを捨てれば二人目の子供も見えるかも
自分が考えられる「二人目の子供を欲しがらない理由」こんなところでしょうか。
さて、どうしたら良いのか。
この3つを解決するしかないですよね。
妊娠の辛さを軽減する
自分ができるありとあらゆることを提示するしかないでしょう。
家事はやりますとか、つわりに効く食事を作るとか、すべての検診に付きそうとか。
ただ、妊娠、つわり、出産の辛さって現代医学でも解決できていない闇です。
一介の夫になんとかできるものではないでしょう。
ですから、妊娠がハードモードでもう嫌気が差している奥さんに、二人目を強要するのはちょっと人間としてどうかなって、正直思ってしまいます。
一人目の育児をしっかりやる
育児がしんどいという奥さんの気を変えるのなら、夫である自分が育児を完璧にこなすしかないのではないでしょうか。
イクメンとか言って育児を手伝うレベルではなく、育児を自分が仕切る勢いです。
仕事がある?そんなの関係ありません。だって二人目がほしいんでしょう?
二人目ができたら育児をするから、とか言っていてはダメです。
今、そこにいる一人目の育児を自分が仕切ってみましょう。
奥さんは、子供と遊ぶだけ、そんな状況を作ってみれば二人目への道も開けてくるのではないでしょうか。
お金を稼ぐ
大家族を夢見ている男性よりも、奥さんは真剣に将来を考えている可能性があります。
ですから、二人目を持った場合のお金のことが気になってしまうのです。
心配を解消するためには給料を上げるしかないでしょう。
今の職場では無理なのであれば、転職をしてでも給料を上げましょう。
「月10万円増えるから、これを子どもたちの学費にしよう」
そんな事を言えることができれば、奥さんも安心して二人目へと気持ちを向けることができるのではないでしょうか。
思っているよりもお母さんは悩んでいる
自分の妻を見ていても、笑いながらもしんどそうな目をしていることがあります。
Twitterなどにも、産後うつの話なんかが結構出ていて、それは自分が知らないような苦しみでした。
二人目の子供が欲しいと無邪気に口にする前に、自分のパートナーがどんな状態なのか、悩みはないのか、しっかりと向き合う必要があるのでしょう。