男の育児は迷惑じゃない!

2017年に子供が産まれました。子育て体験を備忘録や愚痴と共に投稿していきます。40代前半から中盤のサラリーマンです。

男性は不妊検査を受けるべき?男性管理人が不妊検査を受けた感想。

わたしたち夫婦に子供が産まれたのが結婚3年目です。

結婚したのが夫である自分は39歳、妻は35歳でした。

自分はあまり意識せず夜の営みに参加し、妻は漠然と「子供ができると良いなあ」と考えながらのものでした。

 

2年間子供ができないことで、不妊外来のようなクリニックへ行くことになりました。

年齢が年齢なので、懸命な判断だと思います。

 

妊婦外来で勧められた男性の不妊検査

不妊外来では主にタイミング法の指導を受けました。

当然、妻自信の不妊検査は行っていました。

そして勧められたのが夫である自分の不妊検査です。

 

タイミング法が失敗していたわけではありません。

まだはじめたばかりのタイミングでしたが、クリニックからはそれなりに強く勧められたようです。

当然でしょう。

 

妻は言いにくそうに、クリニックから不妊検査を勧められたことを自分に告げました。

 

男性不妊検査に消極的だった理由

正直自分は男性不妊検査には消極的でした。

もちろん、不妊の原因の半分程度は男性にあることは理解しています。

理解はしていても、感情的に事を進めることが難しい事柄ってありますよね。

今回の男性不妊検査がまさにそうでした。

どうしてか。

 

曖昧にしたまま夫婦生活を楽しく過ごしたかったからです。

 

妻とは大恋愛で結婚したわけではありません。

それでもとても波長があいました。

結婚する前も、結婚した後も、この人となら楽しく生活をしていくことができるなと漠然と思っていました。

 

男性不妊検査を受けることで、夫婦の良い関係性が崩れてしまうのが嫌だったのです。

 

私が男性不妊検査を受けた理由

「気が向いたらお願いね。次にクリニックへ行く際に持っていくから」

そう妻から妻に告げられました。

次に妻が不妊外来のクリニックへ行くのは2週間後です。

 

正直あまり気が進みませんでしたが、妻の一言でスッと決断をしました。

「気が進まなかったら別に良いからね」

なんとなく気持ちはわかってくれているんだな。

今度は自分が妻の気持を汲まないとな。

 

「もし、俺がダメだったらどうする?」

「その時は、もう1匹犬でも飼って楽しく暮らそう」

 

続けての会話で、さらに決心は固まりました。

 

実際の男性不妊検査はこんな感じ

自分が行った男性不妊検査は、クリニックへ行く当日自分で精液を採取するというものでした。

病院のトイレで採取するという話も聞いたことがありますので、少し気が楽でした。

 

朝に採取、妻へ託して自分は会社へ向かいました。

妻の検診は11時位にスタートです。

もやもやした気持ちで、会議へ参加していると一本のLINEでした。

 

「凄い元気なジュニアみたいだよ!」

妻らしい。

続けて

「◯◯(自分の名前)、ありがとうね!嫌だったよね」

 

不妊検査を受けて良かったなと心から思いました。

 

男性不妊検査は受けた方が良いのか

愛する人が子供が欲しいと強く望むのであれば、自分は男性も検査を受けた方が良いと思います。

ましてや、男性自信も子供が欲しいと望んでいるのであれば、男性が不妊検査を受けないのはフェアじゃないでしょう。

 

不妊検査の結果、ダメだったという可能性もちろんあります。

しかしながら、妊娠しにくいけれど、治療によってはなんとかなるケースもあるとのことです。

男性が不妊検査を受けないことによって、この可能性を捨ててしまうのが何とももったいない、そして将来の後悔へと続く可能性があるからです。

 

ただ、自分がこんなことを言えるのも結果論です。

自分の不妊検査に問題があったら、はたしてこんなことを言えたでしょうか。

不妊検査の結果、自分に問題があった場合、果たしてそれまで通りに楽しい夫婦生活をくることができたのでしょうか。

 

男性の不妊検査、自分はうけてよかったと思いますが、マッチョな思想がはびこる日本では、まだまだハードルの高い話だと感じます。